虐待の連鎖を断ち切る シンプルな真実
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アダルトチルドレンとは、
「子どもみたいに未成熟な心性を持った成人」を意味する言葉で はない。
「家族という闇の中で、子ども時代を体験できずに成人になってしまった人」のことである。
↑は、精神科医で共依存やアダルトチルドレンの概念を日本に紹介し広めた斎藤学先生の定義です。
自分も、この定義にあてはまると思っています。
そして、自分もそうだ、としっくりくる方はたくさんいるんじゃないかなと思います。
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エネルギー強化ワークでは、
「幼いころ、必要な量 愛されていない」
という事実を受け入れるところからトレーニングをスタートします。
たいていのひとは、
自分は愛されて育ってきたし、愛というものを知っている
と勘違いして、生きています。残念ながら、ね
本当は、そうではないかもしれないのに。
共依存やコントロールを「愛」と勘違いして自分のこどもにふりかざしている大人が多い。
そして、こどもは鋭いので、これは「愛」ではないと反発するんです。
なぜわたしの愛を受け取れないの。
・・・こうして虐待が始まっていきます。
エネルギー強化ワークはここのところ
首根っこ捕まえ現実を直視して頂きますので、ものすごくしんどい。
ドロップアウトするかたも、たくさんいらっしゃいます。
だけど、この現実を受け入れられてこそ次の一手に進むことができるんです。
現実から目をそむけているから、エネルギーが停滞する。
すごくシンプルな真実。
「そんなことわかってるよ」とみなさんおっしゃるんですけど
本当に受け入れて、向き合っている方はそんなに多くない、という印象です。
だから、虐待という悲しいできごとが身近に頻発してしまっているのだと思います。
自分もやってしまうかもしれない、という当事者意識をどれくらいの『確度』で持てているか。
ここから検証スタートです。