直感という幻想
ちょっと古い記事をご紹介します。
たーくさんセッションをやってきたなかで、スピ系のひとがよく言う
【直感こそ最強】
というキーワードに、一抹の違和感を感じてきました。
そのあたりをまとめてあるのが↑のブログ記事です。
直感を信じて人生を進めていこう!と言われることこそ、クライアントさんの変なプレッシャーになってしまうことに気が付きました。
だってね、自分にとって全く未知のことに直感で判断を下し続けろと言われましてもそりゃ無理ってもんです。
例えば先日のソフトバンクの大規模障害。
わたしは、IT業界で働いておりましたので背景と原因が理解でき、直感で感じた違和感についてもLINEブログにちらっと書きましたが
インターネットの仕組みとか全く知らない、という方に
「この件、違和感を感じる・・・!」
なんて直感は、そもそも湧き上がらないですよね。検討のテーブルに上がらない、というか。
インターネットとかよくわかんないけどなんかおかしいと感じる。という方も中にはいらっしゃるとは思いますけど、レアなのではないでしょうか。
もちろん、未知の経験に決断を下さなければいけないことも人生においては多々あります。
そういうとき、わたしたちは膨大な自分の経験知(データベース)から、最適と”思われる”答えをピックアップしているだけなんです。
宇宙から何かが下りてきているわけでも、ない
答えは自分のなかにあって、不思議なことが起きているわけでもなんでもないとわたしは思っています。
※最適解を自分の都合の良いように歪曲して解釈してしまったり、蓋してしまうことはまた別の問題。これはまた別の機会に書きます
だから、
未経験なことにジャッジを下し、一歩踏み出すという行為はとーーーーっても怖い。
迷いに迷って、二の足を踏んでしまうことをエネルギー強化ワークは否定もしないし、さもありなん!と思うんです。
自分の直感がよくわからないからといって、自信をなくすことはナンセンスです。
そこにあるのはただ、経験があるかないかの違いだけなのですから。
経験のある人にインタビューして、そこで初めて自分の気持ちに向き合えばいい。
まずは、少しでも経験知(データベース)を増やすことが肝要。
そして、最適解を滞りなくチョイスできるようなるのが直感という『スキル』なのです。
この直感というスキルの精度を高めていくのにエネルギー強化ワークのクラスは最強です。
直感がわからないというところから、そのわからなくしている自分の【ネガティブさ】に向き合い手放していくトレーニングをしていきます。